顔が太って見える本当の原因4つ|むくみ・脂肪・姿勢・筋肉不足の改善法まとめ【Fitfun Gym監修】

「朝起きると顔がパンパンにむくんでいる」「マスクを外すと、なんだか丸顔に見える」——そんな悩みを感じたことはありませんか?実は、顔が大きく見える原因は脂肪だけでなく、“むくみ”や“姿勢の乱れ”、“筋肉の使われなさ”など、さまざまな要素が重なって起こるものです。とくに多くの人の場合、デスクワークやスマホ時間の増加、睡眠不足、塩分の摂りすぎなどによって血流やリンパの流れが滞り、顔に水分が溜まりやすくなっています。さらに、猫背や巻き肩などの姿勢の崩れが加わると、フェイスラインがぼやけて見えやすくなります。

この記事では、顔が太って見える本当の原因をわかりやすく解説し、専門トレーナーが教える顔痩せに効果的な筋トレ・ストレッチ・マッサージ・生活習慣の整え方を紹介します。今日からできる小さな習慣で、むくみをリセットし、引き締まったフェイスラインを手に入れましょう。もし「自分のむくみの原因がどこにあるのか知りたい」「姿勢や筋肉の使い方も見直したい」と感じたら、専門トレーナーによるカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

Fitfun Gymでは、姿勢・筋肉・食事の3方向から「むくみにくい体づくり」をサポートしています。

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この記事の目次

1.顔が太って見える主な原因

① むくみ(体液の一時的な貯留)

顔が「急にパンパン」「朝に強く出る」などの変化は、脂肪ではなくむくみであることが多いです。長時間同じ姿勢や睡眠不足、塩分の摂りすぎ、飲酒、月経前などで血流・リンパの流れが滞り、余分な水分が皮下にとどまりやすくなります。猫背・巻き肩などで首まわりが緊張すると、静脈・リンパの還流が妨げられ、顔に水分がたまりやすくなることもあります。

顔のむくみは、長時間のデスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢を続けていると起こりやすくなります。さらに、就寝前に塩分の多い食事をとったり、お酒を飲んだりすると、体内の水分バランスが崩れて翌朝に顔がパンパンになりやすくなります。睡眠不足や月経前などホルモンバランスの変化も、むくみを助長する大きな要因です。むくみかどうかを見分ける簡単な方法としては、「朝に顔が一番むくみ、日中に軽くなる」「指で押すと一時的に跡が残る」といった特徴があります。これらのサインが当てはまる場合は、体内の水分循環が一時的に滞っている可能性が高いでしょう。改善のためには、まず十分な水分補給を心がけることが基本です。水分をとらないと体は逆に「水を溜め込む」状態になるため、1日を通してこまめに水を飲むようにしましょう。また、塩分を控えめにし、軽い有酸素運動で血流を促すことも効果的です。加えて、首から鎖骨にかけてのストレッチや、オイルを使ったやさしいマッサージでリンパの流れを整えると、フェイスラインがすっきりしてきます。

② 皮下脂肪の蓄積(エネルギーバランスの影響)

顔のボリューム感は、脂肪の蓄積によっても左右されます。とくに頬やあご下は脂肪がつきやすい部位であり、摂取カロリーが消費カロリーを上回る状態が続くと、少しずつ顔まわりに脂肪が蓄積していきます。また、日常生活での活動量が減っていると、消費エネルギーが落ちて脂肪が燃えにくくなる傾向もあります。

ここで知っておきたいのが、NEAT(ニート)という考え方です。これは「非運動性熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis)」の略で、ジムでの運動以外に日常生活で消費するエネルギーのことを指します。例えば、通勤・掃除・階段の上り下り・買い物・立ち仕事などもNEATに含まれます。意識的に身体を動かす時間を増やすことで、トータルの消費カロリーが上がり、顔まわりの脂肪も落ちやすくなるのです。さらに、たんぱく質の摂取が不足していたり、睡眠時間が短い生活を続けていると、筋肉量が落ちやすくなります。筋肉が減ると基礎代謝が下がり、脂肪がつきやすい体質に変わってしまうため、食事と生活リズムの両面からの見直しが重要です。対策としては、まずPFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物の比率)を整え、過剰な脂質摂取を避けることが基本です。高たんぱくな食事を意識し、筋トレや日常的な歩行などの活動量を増やすことで、顔だけでなく全身の代謝が高まります。また、有酸素運動を組み合わせることで脂肪燃焼が促進され、睡眠をしっかりとることでホルモンバランスが整い、自然に顔のラインも引き締まっていきます。飲酒の頻度を減らすことも、むくみや脂肪蓄積の予防に効果的です。

③ 姿勢の崩れ(猫背・頭部前方位)による循環不良

猫背や巻き肩などの姿勢の崩れも、顔が太って見える原因のひとつです。ノートパソコンでの作業やスマホを覗き込む姿勢を長時間続けていると、頭が前に出て首の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋上部)が常に緊張した状態になります。こうした姿勢が続くと、首まわりの血流やリンパの流れが滞り、顔に余分な水分がたまりやすくなってしまいます。さらに、骨盤が後傾(腰が丸くなる)した座り方をしていると、背骨全体のカーブが崩れて、自然と顔が前に出やすくなります。その結果、フェイスラインが下方向に引っ張られ、むくみやたるみが目立ちやすくなるのです。これは単に見た目の問題だけでなく、筋肉の使われ方にも影響し、表情筋がうまく働かなくなることにもつながります。このような状態を防ぐには、まず1時間に一度は姿勢をリセットすることを意識しましょう。椅子から立ち上がって背伸びをするだけでも、首や肩の緊張が和らぎます。加えて、胸を開くストレッチや、軽く顎を引く動作(頚長筋を意識する)を取り入れることで、頭の位置が正しいラインに戻りやすくなります。さらに、肩甲骨の可動性を高めるエクササイズを行うと、血流が促進され、フェイスラインのむくみが自然に軽減していきます。

④ 表情筋の活動低下/噛みしめ癖

マスク生活が長く続いた影響や、無表情の時間が増えたことで、表情筋の活動が低下している人が増えています。顔の筋肉が十分に使われなくなると、頬の脂肪パッドを支える力が弱まり、フェイスラインが下がって輪郭がぼやけて見えるようになります。いわば「顔の筋トレ不足」です。特にデスクワーク中心の生活では、会話量も減るため、自然と筋肉の動きが乏しくなり、むくみやたるみが進行しやすくなります。一方で、ストレスや集中時の癖として歯を強く噛みしめる人も多く見られます。こうした習慣が続くと、顎の横にある咬筋(こうきん)が過度に緊張し、エラが張って見えたり、左右のバランスが崩れたりすることがあります。夜間の歯ぎしりがある場合も、同じように筋肉が過緊張状態になるため注意が必要です。対策としては、まず舌の正しい位置(上顎のスポットに軽く触れる)を意識し、口まわりの筋肉を自然に引き上げることが大切です。さらに、「あ・い・う・え・お」と大きく発声する表情筋エクササイズを毎日数回行うことで、顔全体の血流が良くなり、むくみやたるみの予防につながります。鏡を見ながらほほを上に持ち上げる練習(ほほリフト)も効果的です。もし強い噛みしめや歯ぎしりの癖がある場合は、歯科でマウスピースを相談するのも良い選択です。

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顔痩せに効く筋トレ&ストレッチ3選

顔まわりのむくみやたるみを改善するには、単にマッサージを行うだけでなく、筋肉を正しく動かし、血流やリンパの循環を促すことが大切です。ここでは、専門トレーナーが推奨する「顔痩せ×姿勢改善」に効果的なエクササイズを3つ紹介します。すべて自宅で簡単に行える内容なので、日常生活に取り入れてみてください。

① 壁立ち姿勢リセット(全身のアライメントを整える)

姿勢が崩れていると、顔への血流が滞りやすくなります。まずは全身のバランスを整えることで、フェイスラインのむくみを根本から改善しましょう。

やり方
1. 壁に背中・お尻・かかとをつけて立ちます。
2. 背中の中央(肩甲骨の間)と後頭部も軽く壁につけ、顎を軽く引きます。
3. 腰が反らないよう、お腹に軽く力を入れながら30秒キープ。
4. 呼吸は止めずに、鼻から吸って口から吐く。

この姿勢を保つことで、胸が開き首まわりの筋肉がリラックスし、頭部への血流が改善します。むくみの軽減だけでなく、猫背予防にも効果的です。

② 肩甲骨ストレッチ(首・顔への血流を促進)

顔のむくみは首まわりの筋肉の硬さにも関係しています。肩甲骨を動かすことで、首の緊張を和らげ、顔にたまった余分な水分を流しやすくします。

やり方
1. 椅子に座って背筋を伸ばします。
2. 両手を肩に乗せ、肘で大きな円を描くように回します。
3. 前回し・後ろ回しを各10回ずつ。
4. 呼吸を止めず、動きはゆっくりと行うのがポイント。

肩甲骨をしっかり動かすことで、顔と首をつなぐ血管・リンパ管の流れがスムーズになり、フェイスラインの引き締め効果が高まります。デスクワークの合間に1日数回取り入れると◎です。

根本的な姿勢改善を行なっていきたい方、より詳しくストレッチについて知りたい方は下記の記事がおすすめです。

③ 舌トレーニング(顔の内側の筋肉を鍛える)

顔の内側にある舌筋は、表情筋と連動してフェイスラインを支える重要な筋肉です。舌を正しく使うことで、顔のたるみ防止や二重あごの予防につながります。

やり方
1. 口を閉じた状態で、舌先を歯ぐきと上あごの境目(スポット)につける。
2. 舌全体を上あごに押しつけるようにして5秒キープ。
3. これを10回繰り返します。
4. 慣れてきたら、口を閉じたまま舌で「ぐるぐる回す運動」も効果的です。

このエクササイズによって舌の筋肉と首まわりの深層筋(頚長筋)が活性化し、自然と顎を引いた正しい姿勢を維持しやすくなります。短時間でも毎日続けることで、フェイスラインのシャープさを実感できるでしょう。もし「自分のむくみの原因がどこにあるのか知りたい」「姿勢や筋肉の使い方も見直したい」と感じたら、専門トレーナーによるカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

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食事と生活習慣で“むくまない体”を作る

顔のむくみは、単にマッサージやストレッチで解消するだけでなく、日々の食事と生活習慣によって大きく左右されます。実は、食べ方や飲み方のクセを整えるだけでも、顔まわりの印象がすっきり変わることがあります。

① 塩分と水分のバランスを見直す

「むくむから水を控える」というのはよくある誤解です。水分をとらないと体は逆に“水をため込もう”とするため、かえってむくみが悪化します。大切なのは、塩分と水分のバランスを整えることです。外食やコンビニ食が多い人は、知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎているケースが多いです。目安としては、1日に体重×30〜40ml程度の水をこまめに摂るのがおすすめです。塩分が多い食事をした日は、水を意識的に多めに飲み、体内のナトリウム濃度を調整しましょう。ここで覚えておきたいのがカリウムという栄養素です。カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を外に出す働きがあり、いわば“塩分のデトックス役”のような存在です。野菜や果物、海藻などに多く含まれており、カリウムをしっかり摂ることで体の水分バランスが整いやすくなります。具体的には、バナナ・アボカド・ほうれん草・トマト・わかめ・さつまいもなどが手軽に摂れる食材です。塩分を摂りすぎたと感じた日や外食が続いた時には、こうした食材を意識的に取り入れてみましょう。

食事について、より詳しく知りたい方は下記の記事がおすすめです。

② タンパク質をしっかり摂って代謝を維持する

筋肉量が落ちると、体の中で熱やエネルギーを生み出す力(=代謝)が低下します。代謝が下がると血液の巡りが悪くなり、体内の水分を循環させる力も弱まります。筋肉は血液やリンパを押し流す“ポンプのような役割”を果たしているため、筋肉量が減ると水分や老廃物が滞りやすくなり、結果としてむくみやすい体になってしまうのです。特にダイエット中は、食事量を減らすあまりタンパク質が不足しやすくなります。タンパク質は筋肉の材料となるだけでなく、血管やリンパ管の壁を強く保ち、体内の水分バランスを整える重要な栄養素です。つまり、タンパク質が足りないと筋肉も弱くなり、巡りも悪くなる——このダブルの影響でむくみが出やすくなります。理想は、1日に体重×1.5〜2gを目安にタンパク質を摂取することです。鶏むね肉・卵・魚・豆腐・ヨーグルトなどをバランス良く取り入れると良いでしょう。食事だけで必要量を満たすのが難しい場合は、プロテインを活用するのもおすすめです。

③ アルコール・睡眠・ストレスにも注意

アルコールを摂取すると、一時的に血管が拡張し、体が脱水状態になります。その結果、体は水分をため込もうと反応し、翌朝にリバウンド的なむくみが起こることがあります。お酒を飲む日は、できるだけ水を多めに摂ることを意識し、塩分の多いおつまみ(枝豆・漬物・スナック菓子など)は控えめにしましょう。また、飲んでしまった翌日のケアも大切です。朝起きたらまず常温の水や白湯をコップ1杯飲み、体内の水分バランスを整えましょう。カリウムを多く含む食材(バナナ・キウイ・ほうれん草など)を摂ると、体内の余分なナトリウムを排出しやすくなります。さらに、軽い有酸素運動やストレッチで血流を促すと、むくみが早く引きやすくなります。むくみが強い日は、冷たいタオルで顔を冷やすと一時的に血管が引き締まり、すっきり感を得やすいです。そして、睡眠不足やストレスもむくみやすさに直結します。寝不足になるとホルモンバランスが乱れ、体内の水分調整がうまくいかなくなります。就寝前のスマホやカフェインを避け、深呼吸や軽いストレッチなどでリラックスできる環境を整えることも、顔痩せには欠かせません。質の良い睡眠をとることは、何よりも自然な「むくみ解消トレーニング」といえるでしょう。

④ “むくまない食習慣”のまとめ

むくみを防ぐために特別な食事制限は必要ありません。大切なのは、日々の中で少しずつ「むくみにくい習慣」を積み重ねていくことです。以下のポイントを意識するだけで、体の巡りが整い、顔まわりのスッキリ感を実感しやすくなります。

  • 塩分は控えめに、カリウムを多く摂る(バナナ・アボカド・ほうれん草など)
  • こまめな水分補給を心がけ、体の循環をサポートする
  • 高たんぱく・低脂質の食事で代謝を維持する
  • 飲酒は控えめに、睡眠とストレス管理を意識する

毎日の小さな意識の積み重ねが、むくみにくく巡りの良い体を作ります。食べ方や生活リズムを整えるだけで、特別な努力をしなくても自然とフェイスラインが引き締まりやすい体質に変わっていきます。もし「自分のむくみの原因がどこにあるのか知りたい」「姿勢や筋肉の使い方も見直したい」と感じたら、専門トレーナーによるカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

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最後に:今日から始める“小さな習慣”が、あなたの顔を変える

顔が太って見える原因は、脂肪だけではありません。むくみ・姿勢の乱れ・筋肉の使われなさ・生活習慣のクセなど、さまざまな要素が重なってフェイスラインの印象が決まります。逆にいえば、今日からできる小さな行動だけでも、顔は確実に変わっていきます。

  • 朝、コップ1杯の水を飲む
  • 姿勢を1時間に1回リセットする
  • 肩甲骨を大きく動かすストレッチをする
  • 舌の正しい位置(スポット)を意識する
  • タンパク質をしっかり摂る
  • 就寝前のスマホ時間を減らす

どれも難しいことではありません。しかし、こうした積み重ねが血流を整え、むくみを減らし、自然とスッキリとしたフェイスラインにつながります。そしてもし、「自分のむくみの原因を知りたい」「姿勢や筋肉の使い方を根本から見直したい」と感じている方は、専門家に相談することで改善スピードが大きく変わります。

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この記事を書いた人

Fitfun Gym編集部は、宮前平を拠点に活動するパーソナルトレーナーや運営スタッフによって構成されています。フィットネス初心者から上級者まで、「運動をもっと楽しく、もっと続けやすく」するための情報を発信中。
トレーニングの知識、健康習慣のコツ、ジムでのリアルな声など、現場の知見を活かした実用的な記事をお届けします。

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